自動車業界向けトレーニングのご提供

私共の包括的なコースでは、ソフトウェア工学の重要な基礎知識と業界特有のサイバーセキュリティに関する知見を結びつけることで、サイバーセキュリティとソフトウェアの関連性について理解を深めます。理解を深めるために、プレゼンテーションの中で演習や事例が用いられ、自動車業界の視点から、CおよびC++特有の脆弱性、攻撃パターン、および緩和策の全体像を把握することができます。

自動車における電子機器が果たす役割が高まる中、機能安全は製品全体の設計・開発において重要な要素となっています。ISO 26262「自動車―機能安全」は、自動車のバリューチェーンにおける重要なコンプライアンス要件です。当社の包括的な4日間のコースは、ISO 26262:2018のすべての要件をカバーしています。

この2日半のコースでは、ISO 21448:2022規格に記載されている自動運転車の安全性に関する指導原則とベストプラクティスを確立します。該当する認証は、自動型および半自動（または先進運転支援）システム、SAEの自動運転レベル1から5を対象としています。 

この2日半のコースでは、「UL 4600 安全規格 自律型製品の評価」に焦点を当てます。また、完全自動運転車の安全性を構築・評価するために、安全原則、ツール、技術、ライフサイクルプロセスなどを取り上げます。このコースでは、自動運転車（AV）を始め、自律型ロボット、オフロードやフリート車両など、AVの安全性が重要とされる分野を含む、自律型製品の安全フレームワークの構築方法を学習します。

今日の自動車OEMとサプライヤーは、人工知能（AI）や機械学習（ML）を用いて、経験豊富なドライバーよりも優れた運転操作をを行う、路上交通での車両捜査に必要な操作・戦術機能を開発しなければなりません。この2日間の自動車安全のためのMLに関するトレーニングでは、機能安全（FuSa）や意図した機能の安全性（SOTIF）など、自動車に用いられる最新の安全フレームワークにMLコンポーネントを安全に開発し組み込むための指針を紹介します。トレーニングでは、以下のような新しい自律安全に関する安全規格の参考情報も提供します。

• UL 4600「安全規格 自律型製品の評価」
• ISO/TR 4804:2020, Safety and Cybersecurity for Automated Driving Systems — Design, Verification and Validation
• ISO/IEC DTR 5469, Artificial Intelligence — Functional Safety and AI Systems
• ISO/AWI PAS 8800, Road Vehicles — Safety and Artificial Intelligence
• ISO/IEC TR 24029-1:2021, Artificial Intelligence (AI) — Assessment of the Robustness of Neural Networks — Part 1: 概要
• ISO/IEC CD 24029-2, Artificial Intelligence (AI) — Assessment of the Robustness of Neural Networks — Part 2: Methodology for the Use of Formal Methods.

人工知能（AI）と機械学習（ML）は、自動車産業において重要な役割を確立しています。今後、AIが果たす役割はさらに大きくなっていくでしょう。この進歩に合わせて、企業はAIとMLの基本について把握しておく必要があります。この2日間のトレーニングでは、ディープラーニングの基礎となる人工ニューラルネットワークに焦点を当てながら、MLに関連する手法とプラクティスを学びます。

この3日間のコースでは、ホモロゲーションに必要な複雑なプロセス、規制に関するリソース、試験要件について包括的な見解を得られる機会を提供します。このコースは、特定の市場要件をさらに詳しく把握しておく必要があるプロジェクトレベルのエンジニアや経営者向けに設計されています。またこのコースは自動車製造業者を対象としていますが、サプライヤーにとってもこのコースで扱うコンポーネントおよびシステムレベルの認証要件は有益なものとなります。

この5日間のコースは、intacs™認定Provisional Assessor（Automotive SPICE® v3.1）の資格試験に向けた準備コースです。本トレーニングでは、自動車業界のアセスメントに一般的に使用されているAutomotive SPICE® v3.1のプロセスアセスメントモデルについて学びます。

今日の自動車の設計・開発において、電子機器システムのソフトウェアとハードウェアは重要な差別化要因となっており、サイバーセキュリティは製品全体の設計・開発において不可欠なものとなっています。この3日間の包括的なコースでは、UL Solutionsの専門家が、セキュリティのプロセス、関連規格、自動車産業への影響について理解を深めるための機会を提供します。

この3日間の技術トレーニングコースでは、「産業用機能安全規格」UL 991、「ソリッドステート装置を採用した安全関連制御装置の試験に関する規格」UL 1998、「プログラマブル・コンポーネントのソフトウェアに関する規格」および「IEC/UL 60730-1附属書H」、「家庭用およびこれに類する用途の自動電気制御に関する規格」について深く学ぶことができます。このコースでは、製品の認証・承認に不可欠な設計段階での規格の効果的な活用方法について学びます。

この1日のトレーニングセッションでは、機能安全規格ISO 26262パート6に基づく自動車用組込みソフトウェア開発のための機能安全について説明します。自動車用安全度水準（ASIL）評価、安全要件、安全ライフサイクル、安全管理など、いくつかのコアコンセプトを紹介します。また、ツール認定、コンポーネントの認定、無干渉（FFI）や関連するトピックも取り上げます。