データセンターエコシステムを構成する重要なインフラ要素の信頼性を高める
データセンターを取り巻く課題
人工知能(AI)、クラウド、エッジコンピューティングの発展により、より高速でスマートかつサステナブルなインフラへの需要が拡大しています。同時に、レジリエンス、エネルギー使用、セキュリティ、規制遵守に対する期待も高まり続けています。
データセンターエコシステム全体で、次のような主要な課題が顕在化しています。
- 電力・エネルギー
- 冷却・熱管理
- キャパシティ・スケーラビリティ
- サステナビリティ
- 物理的セキュリティ・サイバーセキュリティ
- モニタリング・運用
UL Solutionsは、データセンターエコシステム全体の安全性、セキュリティ、サステナビリティにおける戦略的パートナーとして、これらの課題に自信を持って対応できるよう支援します。
試験、認証、フィールド・エバリュエーション、検査、検証、アドバイザリーサービス、ソフトウェア、トレーニングなどの包括的なサービスにより、データセンターエコシステム全体のイノベーションを加速し、リスク管理や信頼構築をサポートします。
お客様と共にデジタルインフラの未来を形作り、より安全で、スマートかつセキュアなデータセンターを大規模に実現できるよう支援します。
より安全でスマートなデータセンターを大規模に推進
豊富なポートフォリオ、グローバルなネットワーク、規制に関する専門知識、信頼のおける業界とのネットワークを活用
試験・認証
安全性、性能、規制遵守を実証し、ステークホルダーからの信頼を高めます。
フィールドサービス
現場に設置された機器の安全性、性能、規制遵守を評価するため、技術評価、監査および検査を実施します。
検証・妥当性確認
第三者による客観的な評価により、性能、環境クレーム、マーケティングメッセージ(広告表示)に対する信頼を高めます。
トレーニング・資格
アセットオーナー、事業者、インテグレーターなどが、サイバーセキュリティ、規制遵守、運用上の課題に対応するために必要なスキルの習得を支援します。
アドバイザリー
データセンター関係者がコンプライアンス要件に対応し、サステナビリティの向上や、サイバーセキュリティ上の脆弱性への対策を効果的に進められるよう専門的ガイダンスを提供します。
ソフトウェア
規制動向の把握、再生可能エネルギー導入の最適化、規制に適合した製品やコンポーネントの調達、化学物質管理やESGデータ管理に役立つ強力なツールを提供します。
5つの重要領域で、安全性、性能、信頼性を支える
電力、コンピューティング・インフラ、冷却、建築物環境、運用効率をサポートする包括的なポートフォリオをご紹介します。
データセンター向け統合電源および予備電源
弊社の試験、認証、検証、フィールド・エバリュエーションサービスは、グリッドからチップまで、データセンターの電力システムやコンポーネントの安全性、性能、規制遵守を実証するのに役立ちます。
データセンター向けのよりセキュアなICTおよびコンピューティング・インフラ
コンピューティング・インフラやスマートビルディングシステムを対象とした弊社の安全性、性能、サイバーセキュリティサービスは、規制遵守を証明するとともに信頼を構築し、重要な業務を支える拡張を後押しします。
データセンターの効率的な冷却および熱管理
高度な冷却技術やスマートHVACR(冷凍・空調・暖房機器)システムの導入時の信頼性向上をサポートするため、規制遵守を実証する試験・認証およびマーケティングメッセージ(広告表示)検証サービスを提供しています。
データセンターのより安全でセキュアな建築物環境
耐火性および消火性能、アクセス管理、セキュリティ、緊急対応に関する試験、認証、およびフィールドサービスを通じて、お客様の規制遵守を支援、変化する状況への対応を後押しします。
データセンターの運用効率向上
モジュール型データセンターの認証、システムインテグレータートレーニング、リソース効率、サステナビリティに関するパフォーマンス、市場アクセス、サプライチェーンの透明性確保などを支援する包括的なサービスを提供します。
データセンターエコシステム全体における注目サービス
Meet our experts
「サステナビリティは安全性が確保されてこそ、持続可能なものになります。」
Ken Boyce
Vice President, Principal Engineering, Industrial
「すべての技術革新は、安全性、サステナビリティ、現実世界への影響に基づくべきだと考えています。これこそが、持続的な信頼を築く方法です。」
Prachi Kumar
Vice President, Principal Engineering, Consumer
データセンター関連資料
弊社のデータセンター向けサービス
(英語)
弊社のデータセンター向けサービス
(簡体中国語)
UL Solutionsが、AI対応データセンター向けに性能およびサステナビリティの向上を支援する新試験サービスを開始
UL Solutionsの新サービスは、液浸冷却液の安全性を高めることで、機器の過熱防止と電力使用効率の最大化を実現し、データセンターのニーズに応えます。
データセンターステークホルダーからのよくある質問
- モジュール型データセンターは、どのように導入時間を短縮できますか?
モジュール型データセンター(MDC)は、事前に工場で製造され、標準化されたプラグアンドプレイコンポーネントを使用することで、サイトの準備とモジュール構築を同時進行で進める事が可能です。UL 2755:2025「Outline of Investigation for Prefabricated Modular Data Center Systems and Related Modular Units」に基づく試験・認証により、基盤となるサブシステムとMDC全体の両方を、ユニットの出荷前に1つの統合した製品として評価できます。UL 2755認証を取得したMDCが現場に設置された場合、通常必要となるのは、適切な設置に関する評価のみとなります。一方、UL 2755認証を取得していないMDCは、管轄区域の要件に応じて、現地の規制当局による追加評価が必要となる可能性があります。つまり、UL 2755認証は、実装プロセスを合理化し、承認にかかる時間とリソースの削減に役立ちます。
- データセンターが直面しているサステナビリティの主な課題は何ですか?
サステナビリティに関する主な課題は以下の通りです。
- 増加するエネルギー消費量と温室効果ガス(GHG)排出量の管理
- 特に干ばつが起きやすい地域での水の使用量と効率性
- 再生可能エネルギーと循環型取り組みの統合
- 欧州企業サステナビリティ報告指令(CSRD)およびエネルギー効率指令(EED)を含む、進化するサステナビリティ報告要件への対応
- 環境に関する広告表示(クレーム)の正確性の実証
- ステークホルダーに向けた環境影響についての明確な情報提供
- “Time-to-power”とは何ですか?また、データセンターのサイトの選定で重要な理由は何ですか?
“Time-to-power”(立ち上げ時間)とは、新しいデータセンターサイトで電力インフラを構築し、運用可能な状態にするまでに必要な期間を指します。これは、サイト選定において重要な要素であり、多くの場合、財務コストよりも重視されます。なぜなら、立ち上げ時間は、データセンターがどれだけ迅速に稼働を開始できるかに直接影響し、その迅速性は、ビジネスニーズへの対応、コスト管理、競争優位性の確保に不可欠だからです。
- ハイパースケール、エッジ、エンタープライズデータセンターの違いは何ですか?
ハイパースケールデータセンターは、大手テクノロジー企業が運営する巨大で集約型の施設で、世界規模のワークロード、特にAIやクラウドコンピューティングをサポートします。スケーラビリティ、迅速な導入、高密度コンピューティングに重点を置いています。
エッジデータセンターは、エンドユーザーやデバイスの近くに配置される小規模な分散型施設で、IoT、5G、リアルタイム分析などのアプリケーションにおける低遅延処理を可能にします。
エンタープライズデータセンターは、通常、個々の組織が内部のITニーズ対応のために所有・運営する施設で、多くの場合、レガシーシステムを備えています。そのため、エンタープライズデータセンターでは、モダナイゼーション、規制遵守、サステナビリティに重点を置いています。
- 空冷式と液冷式の主な違いは何ですか?
空冷式は、冷却した空気をラックや室内に循環させて冷却します。費用対効果は高いものの、高密度のAIクラスターでは効率が劣ります。
液冷式(ダイレクト・ツー・チップ冷却や液浸冷却を含む)は、流体を用いてコンポーネントから直接熱を吸収・放散し、高性能ワークロードにおいて優れた熱管理、エネルギー効率、信頼性を実現します。液冷式は、ハイパースケールやAIクラスターで採用されるケースが増えています。
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