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  • サービス

データセンター電源ケーブルの試験・認証

お客様の電源ケーブル製品が、現代の高性能データセンター環境での使用に求められる安全性および性能要件を満たしていることを実証してください。

Technician working on a laptop beside server racks in a data center.

UL 2137:データセンター用電源ケーブル向けに設計された安全性および性能に関する新たな規格要件

データセンターの電力密度が増大し、電気アーキテクチャが一層複雑化するにつれ、製造業者、オペレーター、システムインテグレーターは、現代の高性能コンピューティング環境に固有の電気的、熱的、運用上の課題への対応を迫られています。

こうした新たなニーズに対応するため、UL Solutionsは「UL 2137:データセンター用電源ケーブルに関する評価基準(Outline of Investigation)」を策定し、データセンター内における固定配電用途に特化した構造および安全要件を導入しました。

UL 2137は、配線が現代のミッションクリティカルなコンピューティング環境に求められる安全性および性能要件を満たすよう、適切に設計・試験されていることへの信頼性確保に寄与します。

UL 2137が重要とされる理由

現代のデータセンター環境では、配線は高密度化したアーキテクチャの中で、より高い電圧への対応と柔軟な配線ルートの確保を求められています。

UL 2137は、UL 1650「可搬型電源ケーブル規格(Standard for Portable Power Cable)」に基づいて認証される携帯型産業用ケーブルの枠組みを超え、データセンター内での使用を目的として特別に設計された新たなカテゴリー「データセンター電源ケーブル(Type DCPC)」を確立するものです。

UL SolutionsによるUL 2137の試験・認証は、次世代データセンター配電に対応するよう設計された要件への適合性を明確に示すための有効な手段となります。

UL 2137の対象範囲

UL 2137は以下を目的とするケーブルを含むデータセンター内で使用されるフレキシブル電源ケーブルの安全、性能および構造の要件を定義しています。

  • 機器を分岐回路に接続する
  • データセンター環境内で機器を相互接続する

これらのケーブルは電気サービス、フィーダまたは建物内の分岐回路への直接接続を意図したものではありません。

UL 2137は以下の属性を持つケーブルに適用されます。

  • 構造 – 全体をジャケットで覆った単心絶縁線、および全体をジャケットで覆った多芯ケーブル
  • 導体 – 柔軟なより銅線またはオプションのリッツ線。12 AWGから1,000 kcmil(3.31から507平方ミリメートル(mm²))
  • 定格電圧 – 2,000Vac(交流電圧)または2,000Vdc(直流電圧)
  • 定格温度 – 75℃、90℃、105℃、または150℃

オプションの低煙・ハロゲンフリーのマーキングは内部の環境および安全性能の向上を求めるデータセンターをサポートします。

UL 2137の比較:Type DCPC vs. UL 1650 Type W

Type DCPCとType Wケーブルはいずれも2,000 Vの定格を有していますが、その用途は大きく異なります。

Type DCPC(UL 2137認証を取得済み)の設計目的:

  • データセンター内での固定設置
  • 高密度環境
  • オプションの低煙・ハロゲンフリー構造
  • ラックおよび機器システム内部のケーブルルーティング

Type W(UL 1650認証を取得済み)の設計目的:

  • 携帯型または移動式の産業用途
  • 極めて高い機械的耐久性を必要とする環境
  • 湿気のある場所への適合性と耐日光性
  • 劇場ステージ、ガレージ、重機などの過酷な条件下

UL 2137は、現代のコンピューティング環境における配電特有の安全要件を明確にすることで、UL 1650では対応しきれていなかった重要な観点を補完する役割を果たします。

UL 2137の試験および認証のメリット

  • ケーブル製造業者向け – データセンター特有の安全性・性能・構造要件への適合性を明確に示すとともに、UL Solutionsを通じてのみ提供される認証により、市場における高い信頼性を獲得することができます。
  • データセンターのオペレーターおよび設計者向け – 高密度配電の要件を満たす配線を指定し、熱的および電気的パフォーマンスに対する信頼を高めることができます。
  • システムインテグレーター向け – 設置された配線が機器の相互接続要件を満たしていることを確定できます。

高性能データセンターにおける電力インフラ専用として定義された要件

UL 2137は、進化を続けるデータセンター環境に対応した配線標準として重要な役割を果たします。ワークロードの増大と電力密度の高まりに対応するため、UL 2137認証取得済みの電源配線を採用することは、安全性と性能を両立させるための有効な選択肢となります。

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