EM Materials Immersion Cooling Fluids Testing
弊社は、液浸冷却技術システムの業界で認められている試験方法および分析試験を通じて、浸漬冷却液の性能特性を評価・認証します。詳細はこちらでご覧ください。
液浸冷却は、ハードウェアを、優れた熱伝導性を有する非導電性流体に浸して冷却する方法です。これにより、動作中の電子部品を低温状態に保つことができます。この技術は1940年代から高圧変流器の冷却に使用されてきましたが、近年、人工知能(AI)、暗号通貨マイニング、電気自動車(EV)充電などの用途向けの高出力データセンターが増加したことにより、液浸冷却業界のに急速な成長をもたらしました。
弊社の液浸冷却液の認証プログラムでは、情報通信技術機器で使用される液浸冷却液の調査概要である、UL 2417、Outline of Investigation for Immersion Cooling Fluids for Use with Information and Communication Technology Equipmentの要求事項への準拠に関する評価を行います。これらの液体は液浸冷却システム全体の重要なコンポーネントであり、発火点、引火点、絶縁破壊電圧に対する評価を行うことが不可欠です。この概要には追加特性試験についても記載されており、エンドユーザーが液体を選択できるよう支援します。UL 2417は、液体の安全に関する規格、CSA/IEC/UL 62368-1:オーディオ/ビデオ、情報および通信技術機器-パート1:安全要求事項が規定する液体に関する安全要件への適合性実証を容易にします。
UL 2417の要求事項への準拠が確認された液浸冷却液は、UL認定マークの表示が認められ、カテゴリー・コントロール・ナンバー(CCN): NCOZで識別され、UL Product iQ®データベースで公開されます。これにより、冷却システムメーカーが、自社のシステム認証時に、ニーズに対応し、市場投入時間を短縮する流体を事前に選択することを可能にします。
UL Solutionsは、第三者機関による液浸冷却液試験も提供しています。この試験では、一連の業界標準の試験方法と分析試験により、液浸冷却液の性能特性が評価されます。弊社は、特定の最終製品の用途に関するお客様のニーズに基づいてカスタマイズされた液浸冷却液の性能試験を提供しています。
弊社では、発火点、引火点、粘度を含む液浸冷却液の重要な特徴を評価するための支援を提供できます。試験実施後には、結果を文書化したレター、レポート、データシートを発行します。
最も一般的な特性と試験方法は、次のとおりです。
業界をリードするグローバルな第三者認証試験プロバイダーとして、UL Solutionsは、液浸冷却液試験を関連する安全および性能基準に適合させることに尽力しています。弊社の専門家は、ASTM Internationalと国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission:IEC)によって確立された国際的な試験方法を使用して液浸冷却液を評価しています。また、UL 2417に基づいた包括的な液体認証サービスも提供しています。
EM Materials Immersion Cooling Fluids Testing
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