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エコデザイン指令(Energy-related Products Directive)

2009年、欧州委員会(EC)は、エネルギー関連製品のエコデザイン要求事項を更新し、Energy-related Products Directive(ErP指令)を、EUで販売、輸入される製品に適用する欧州指令としました。このErP指令は2005 Energy-using Products Directive(EuP指令)を改定したものです。ErP指令(エコデザイン指令)の全文はこちらを参照してください。

ECのウェブサイトに記されているように、エネルギー関連製品(その使用がエネルギー消費に影響するもの)がエネルギー消費に占める率は大きいと言えます。これには次が含まれます。

  • エネルギー使用製品(EuP)-エネルギー(例:電気、ガス、化石燃料)を使用、生成、変換、測定するもので、ボイラー、温水器、コンピューター、テレビといった一般消費者向け製品や、トランス、業務用扇風機、加熱炉などの工業用製品などが含まれます。
  • その他のエネルギー関連製品(ErP)-エネルギーを使用しているとは限らないが、エネルギー効率に影響を与えるので、省エネに貢献できるもの。窓、絶縁材、浴室装置(シャワーヘッド、蛇口など)がこれに含まれます。

2011年10月までに、ECは、2014年までの作業プランを発表することにしており、それにはある特定のエネルギー関連製品のエコデザイン要求事項が含まれる予定です。この要求事項の下では、製造者はライフサイクルアセスメントを実施し、製品のエコロジカル・プロフィールを作成しなければなりません。そして、CEマークを継続的に使用していくには、このアセスメント通じて発見した事項をECに報告する必要があります。製造者はさらに、製品の生産が及ぼす影響を減らすような形で設計改良を施すことに積極的な関心があることを示さなければなりません。また、適切なラベルを製品に貼付し、消費者がその製品の環境に対する影響を確認できるようにしなければなりません。

 一方、ECは一部のエネルギー使用製品カテゴリーに対し最小限の要求事項を示しました。これらの製品カテゴリーは、以前EuP指令で、費用対効果の高い、温室効果ガス排出量削減の優先目標となっていたカテゴリーです。現在規制下にあるカテゴリーは次のとおりです。

  • 暖房/温水器
  • 電気モーターシステム
  • 家庭用電気機器
  • 家庭/業務用事務機器
  • バッテリー充電器と外部電源
  • 消費者向け電子機器
  • HVAC(空調)システム
  • 家庭/業務用照明製品

また、スタンバイ・ロスの検討も行われる予定です。

ULができること

この指令は、第三者認証を直に義務付けるものではありませんが、製造者が適合性を実証することを求めています。その1つの方法は、「EU規則 No 1980/2000に準じるCommunity Ecolabel( EU EcoFlower)と同等の条件を満たしているエコラベルを付けることです。他のエコラベルが付与された製品でも、当該基準のエコデザイン要求事項に適合しているとみなされます。」

ErP指令は、貴社がサステイナビリティ(持続可能性)や環境に真剣に取り組んでいることをお客様に示す新たな方法です。貴社のブランドと、環境への影響を減らすこの取組みが意味のある形で結びつくことで、これらのラベルに基づいて購入の決断をする消費者ともつながることができます。ULは様々なサービスを通じて、製品の環境影響を評価するお手伝いしています。エネルギー効率認証サービスでは、EuP指令を含む様々なエネルギー効率要求事項への適合性を審査し、認証します。サステイナブル製品認証サービスでは、米国の環境評価基準、IEEE 1680による製品評価や、製品のライフサイクルに基づく照明の国際規格の策定に取り組んでいます。環境表示検証サービスでは、製造者が示す製品表示の妥当性を確認することで、消費者がその製品をよりいっそう信頼できるようにしています。

詳細はこちらにお問い合わせください。

EEC@us.ul.com